挫折の日々、その先にある喜び

こんにちは、キャットハウスたんたんです。いつもインスタグラム(@cathousetantan)をご覧いただいたり、お問い合わせくださる皆様、本当にありがとうございます。

週の半ばあたりにブログで本音ボヤキを発信しています、今週もお付き合いいただけますと幸いです。

ブリーダーを始めてからというもの、毎日が挑戦で挫折の連続です…
可愛い猫たちに囲まれ、華やかに見えるかもしれませんが、現実は想像以上に大変なことが多いです。

ご家族様がなかなか見つからない

大切に育てた子猫たち。その子たちの生涯を託せる、素敵なご家族とのご縁を探すのは、本当に難航します。
お問い合わせを待ちながら不安になる日もあります。

「この子の魅力が伝わっているだろうか」
「本当にこの子を大切にしてくれるだろうか」

手塩にかけて育てた子猫ですから、最高の家族を見つけてあげたい。その一心ですが、ご縁はタイミング、簡単ではありません。

覚えることが多すぎる

猫種特性の深い理解、遺伝学、健康管理、安全な出産と子育ての知識、子猫たちの適切な社会化、猫舎の衛生管理、日々の運営、情報発信、そして特に事務作業…。
会社員時代、事務作業があまりにも苦手で事務のSさんを頼りっぱなしだったことを思い出します。その節はご迷惑おかけしましたSさん。
ブリーダーとして常に学び続ける姿勢が求められ、責任の重さを感じます。

時間が取れない

親猫たちのケア、そして生まれた子猫たちのお世話は、まさに待ったなし、常に24時間体制です。
食事、健康チェック、グルーミング、出産準備、子猫の授乳補助や体重測定、遊びを通じた社会化…。

愛情をかければかけるほど時間はあっという間に過ぎ、新しい知識をインプットしたり、猫舎の改善策をじっくり考えたりする時間を確保するのが難しくなります。

想像もしなかった事業の厳しさ

会社員として働いていた頃は、正直、「自分で事業を営む」ということがこれほどまでに大変で、時間・体力・精神力が求められるものだとは、想像もしていませんでした。
毎日が試行錯誤。これでいいのか、もっとできることがあるんじゃないかと、自問自答の繰り返しです。

そして何といっても資金繰り。ご家族様が見つからなければ、自身の生活が立ち行きません。
なぜ上手く行かないのか…焦り・怒り・悲しみ、ネガティブな感情を抑える精神力が、自分にはあまりにも足りないことを痛感する日々です。

頑張れる理由

それほど大変なのに続けられる理由。
それは、大切に育てた子猫が、新しいご家族と出会い、幸せそうに巣立っていく、その瞬間の「喜び」があるからです。

見学に来られたお客様が、子猫と心を通わせ、

「この子を家族に迎えます!」
「理想の子に出会えました!」
「大切に育てますね」

そう、満面の笑みでおっしゃってくださる時。

その笑顔と、新しい家族のもとへ少しの不安と大きな期待を胸に旅立っていく子猫たちの姿を見ると、それまでの苦労や不安が、一瞬で報われます。

「ああ、この子の幸せな猫生(にゃんせい)がここから始まるんだ」
「ブリーダーをやっていてよかった」

と、心の底から温かい気持ちになります。

この瞬間があるから、明日もまた頑張れる…

まだまだ勉強中のブリーダーですが、健全で、性格の良い、素晴らしい猫たちを育て、素敵なご家族との橋渡しができるよう、これからも真摯に取り組んでいきます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。